医療法人むらつ歯科クリニック

歯周病検査の必要性と正しい方法|歯医者が教える歯周病対策

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歯周病検査の必要性と正しい方法|歯医者が教える歯周病対策

歯周病検査の必要性と正しい方法|歯医者が教える歯周病対策

2023/09/26

歯周病は、虫歯と並んで歯のトラブルの中でも非常に多く見られる病気です。歯周病は、歯茎の炎症が進行し、最終的には歯を支える骨まで蝕まれてしまう恐ろしい病気です。そのため、定期的な歯科検診や、自己管理による歯周病対策が必要です。本記事では、歯周病検査の必要性と正しい方法について、歯医者が解説します。正しい対策を行い、健康な歯を保つために、ぜひ参考にしてください。

目次

    歯周病とは何か?

    歯周病とは、歯肉や歯根膜、骨など、歯を支える組織が炎症を起こす病気のことです。通常、歯磨き不足や歯石の蓄積によって歯垢がたまり、そこに歯周病菌が繁殖することが原因で発症します。歯肉が腫れたり、歯茎から出血する、口臭がするなどの症状があらわれることが多く、重度の場合には、歯ぐきが下がって歯が抜け落ちたり、骨が溶けるために歯がグラグラすることもあります。 歯周病の進行を放置すると、口内環境が悪化し、身体全体の健康に悪影響が出る可能性もあります。例えば、歯周病の炎症が体内に入り込むことで、糖尿病や心臓病、脳梗塞、認知症といった疾患のリスクが高まるとされています。 歯周病の予防としては、適切な歯磨きと、定期的な歯科検診が重要です。また、喫煙やストレスのもととなる生活習慣は、歯周病の発症リスクを高める要因とされているため、改善することが必要です。歯周病が疑われる場合は、早期の治療が必要です。歯科医の指導の下で正しい治療を行い、口腔内の健康を保っていきましょう。

    歯周病の進行具合を知るには検査が必要

    歯周病は、歯と周囲の組織を支える歯肉や骨が炎症を起こす病気です。特に初期段階では、筋肉痛のように軽度な症状であったり、まったく症状が出なかったりすることがあります。しかし、放置すると進行してしまい、歯を失う原因の一つとなる現代病です。 歯周病の進行具合を正確に知るには、口内検査以外にも、歯周病検査が必要です。歯周病検査は、歯肉や歯周ポケット、歯石の量を測定し、炎症の深刻度を評価します。歯周ポケットは、歯肉と歯の間にできる溝のことで、この深さがどの程度かによって、歯周病の進行具合を判断することができます。 また、レントゲンやCTなどの検査も使われます。レントゲンは歯とその周囲の骨を見ることができ、歯周病による骨の吸収の有無を調べるために用いられます。CTはより精度が高く、3次元的な骨の変化を詳細に見ることができます。 正確な診断のためには、適切な検査が必要です。歯周病は進行すると、歯自体が失われることもありますが、さらに、全身の健康にも関連しているとされています。早期発見・早期治療を心掛け、口内環境の維持に努めましょう。

    歯周病検査の種類と正しい方法

    歯周病は、歯ぐきの炎症から始まり、歯周組織を破壊することで進行する病気です。早期発見と治療が大切であり、定期的な歯周病検査を受けることが重要です。 歯周病の検査には、専用の機器や検査方法があります。その中でも一般的なのがプロービングと呼ばれる歯周ポケットの測定です。専用のプローブを歯ぐきに挿入し、ポケットの深さを測定します。ポケットの深さが深いと、歯周病の進行が疑われます。 また、レントゲン検査や歯周組織の検査も行われます。レントゲン検査では、歯周組織の状態を確認することができます。歯周組織の検査では、歯周病に関連する細菌の種類を調べることができます。 正しい歯周病検査の方法は、歯医者によって異なりますが、基本的には歯ぐきの炎症や腫れ、歯ぐきからの出血、歯周ポケットの深さなどを確認します。定期的に歯医者を受診し、歯周病検査を受けることで、早期発見ができ、治療の効果も高まります。また、歯周病予防には、適切な歯磨きや定期的な歯科検診・クリーニングが重要です。

    歯周病発生リスクを抑える予防法

    歯周病は、歯肉の炎症から進行し、最悪の場合歯を失う原因となる疾患です。歯周病を予防するためには、日常的な口腔ケアが欠かせません。正しいブラッシング法やフロスの使用による歯垢や歯石の除去は、歯周病発生リスクを抑えるためには必須です。また、タバコを吸っている方は、それが歯周病の発生・進行を促進することを知っておく必要があります。禁煙をすることで、歯周病予防だけでなく、一般的な健康維持にも役立ちます。さらに、定期的な歯科検診により、歯周病の早期発見・早期治療を行うことも予防法の1つです。発見が早いほど治療も早く、治療の負担も軽減されます。丁寧な口腔ケアと定期検診を積極的に行っていくことで、歯周病発生リスクを低く抑えることができます。

    歯周病治療の適切な方法と注意点

    歯周病は、歯肉や歯の周囲の組織に炎症を引き起こす病気で、歯を支える組織が破壊されることで進行します。歯周病を治療するための適切な方法として、歯医者でのプロの治療が必要です。歯周病の治療には、歯石の除去、根の治療、歯周ポケットのクリーニング、再生療法、抗生物質の処方などが含まれます。治療後に、より健康的な口腔環境を維持するために、歯磨き、フロス、うがいなどの習慣を定期的に行うことが重要です。また、適切な食生活やストレス管理も必要です。 歯周病治療には、いくつかの注意点があります。その一つは、早期発見と治療が非常に重要であることです。歯周病が進行してから治療に取り組むと、歯を失う可能性が高くなります。また、治療後、口腔衛生に注意を払うことが大切です。口腔内の細菌が再度繁殖することを防ぐため、歯周病リスクの高い人は、歯医者の定期的なチェックアップとメンテナンスを受ける必要があります。 歯周病治療は、専門的な知識や技術、経験が必要な分野です。正しい治療を受けるために、歯医者との相談が必要です。また、発症前から口腔内の清潔を保ち、健康的なライフスタイルを維持することが、歯周病を予防する上で重要です。

    記事監修 村津大地

    記事監修 村津大地

    専門:かみ合わせ、インプラント、口腔外科

    メッセージ
    むらつ歯科クリニックでは、歯は単に噛むための道具ではなく、体の重要な臓器である。その考えのもと歯と全身とのつながりを考えた歯科治療を行っています。他にもより安全な歯科材料の使用や予防。栄養学に至るまで指導を行い、体の底から健康になっていただけるようにと考えています。
    経歴
    福岡歯科大学卒業
    九州大学病院 顎口腔外科入局
    九州大学大学院 顎顔面病態学講座
    福岡歯科大学医科歯科総合病院勤務
    同大学助教
    医)むらつ歯科クリニック勤務

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    記事監修 三嶋一平

    記事監修 三嶋一平

    専門:矯正歯科、マウスピース矯正(インビザライン)ワイヤー矯正(マルチブラケット)、かみ合わせ

    メッセージ
    矯正治療中の患者さんの気持ちに寄り添うことを大切に考えています。 患者さんがより快適に楽しみながら治療を続けられるように、また自分の身体と向き合いながら、自分の身体を好きになれるようにサポートします。 歯並びとお口の機能が整うと、身体は驚くほど元気になりますよ。むらつ歯科クリニックで歯列矯正を行って自分の能力を100%発揮できる身体になって、人生をもっと楽しみませんか?
    経歴
    福岡歯科大学付属病院 臨床研修医
    福岡歯科大学矯正歯科入局
    医)むらつ歯科クリニック勤務

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    記事監修 三嶋茉莉

    記事監修 三嶋茉莉

    専門:審美歯科(セラミック治療)、マイクロスコープ精密治療、小児歯科

    メッセージ
    患者さまがより健康に、より元気になっていただけるよう、また安心して治療を受けていただけるようできる限りわかりやすく丁寧な説明・治療を心がけております。治療を楽しみながら続けていけるよう、スタッフとともにサポートさせていただきます。むらつ歯科クリニックでは、審美歯科(セラミック治療)マイクロスコープ精密治療から虫歯のコントロールまでなんでも担当しております。プライベートでは二人の男の子のママとして、毎日子育て奮闘中ですが、自分の子育て経験や、小児歯科の知識から、お子様のお口の発育の管理にもお手伝いできたらいいなと考えております。
    経歴
    福岡歯科大学卒業
    同大学小児歯科入局
    福岡市内歯科医院勤務
    医)むらつ歯科クリニック勤務

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