インプラント費用の相場と、費用が安くなるポイント
2023/09/26
インプラント治療は、歯科医療の中でも高額なもののひとつです。そのため、多くの人がインプラント費用について気になるところです。本記事では、インプラントの費用相場についてご紹介するとともに、費用を安くするポイントについても解説します。治療を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
目次
インプラント費用の相場とは?
インプラントとは、歯を失った際に、義歯のように外からかぶせる方法ではなく、人工歯根を埋入することで、自分の歯のような感覚を得られる治療です。 インプラントの費用は、患者さんの歯や歯茎の状態、必要な治療内容によって異なります。一般的に、1本あたり30万円から60万円程度の費用がかかることが多いようです。また、インプラントに関係する手術や、治療に必要な薬や素材にもよって費用が変わってきます。 しかし、もう少し安い費用で受けられる方法もあります。例えば、海外での治療や、インプラントを専門とするクリニックを選ぶことで、費用を抑えることができます。 しかし、費用が安いからといって、必ずしも品質が悪いとは限りません。海外の治療や、安価なクリニックでも、十分に高品質な治療が受けられる場合があります。ただし、十分な情報収集と判断力が必要です。 インプラント治療を受ける場合は、費用にも注目しながら、最も信頼できる歯科クリニックを選択することが大切です。自分の体に合った歯科医師と十分なコミュニケーションを取り、適切な治療内容と費用を決めましょう。
バランスをとった治療計画が安くなるポイント
歯医者で治療を受ける際、治療費用が高いというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、バランスをとった治療計画を立てることで、それほど高額な費用がかからなくなる場合があります。 例えば、歯磨きの方法や食生活の改善など、自分自身でできることがある場合は、治療前に歯医者と相談することで、治療回数や費用を減らすことができます。また、歯の状態に合わせて必要な治療や必要のない治療を判断することも、費用を抑えるポイントといえます。 さらに、フッ素塗布やプレミアムメンテナンスなどの定期的な予防処置も、将来的に治療が必要になる症状を予防できるため、治療費用の節約にもつながります。 歯医者での治療は、症状によっては長期的な治療が必要になる場合がありますが、バランスをとった治療計画を立てることで、治療費用を抑えることができます。自分自身でできることや、定期的な予防処置を行いながら、歯の健康を維持していくことが大切です。
医院や都市部による費用の違い
歯科治療の費用には、診療内容や治療方法などの違いによるものがありますが、医院や都市部によっても大きな違いがあります。例えば、都市部では賃借料や人件費が高く、それが治療費に反映されている場合があります。また、有名な医院やクリニックでは広告宣伝費がかかっているため、それが治療費に上乗せされる場合もあります。逆に、地方にある小さな歯医者だと、コストを抑えることができるため、費用が低めに設定されていることが多いです。治療内容や治療方法が同じでも、医院や都市部によって治療費が異なることがあるため、費用に敏感な方は慎重に選ぶことが大切です。ただし、治療内容や応対・サービスなども考慮しなければいけません。価格を最優先すると、満足のいく治療を受けることができない場合がありますので、バランス良く選びましょう。
インプラントの種類による費用の差
歯の治療方法として人気が高いインプラント。しかし、インプラントには種類があり、それに伴って費用の差が生じることもあるのをご存知でしょうか。 まず、一般的なインプラントには、総入れ歯型のボール式や、片側の歯を固定する固定式があります。これらのインプラントは、一本あたり約10万円~30万円程度の費用がかかります。 しかし、歯周病などによってあごの骨が不十分な場合は、あごの骨に人工骨を埋め込む骨造成手術が必要になります。この手術を受けた場合、骨造成費用を含め20万円~60万円程度の費用がかかることがあります。 また、インプラントを支える材料にも種類があります。一般的に使用されるのはチタンですが、最近ではジルコニア製のものも使用されるようになってきました。ジルコニア製のインプラントは、チタン製よりも高額になる傾向があります。 以上のように、インプラントの種類や骨造成手術の有無、材料によって費用が異なります。歯の治療を検討する際には、まずは歯医者に相談して、自分に合った治療方法と費用を確認することが大切です。